ウグイ料理

少なくとも北海道の釣りでは、ウグイを釣って喜ぶ人は少ないようで、多くは捨ててしまうらしい。利用価値が低いからなのだろうが、なぜ利用価値が低いのかわからなかった。ウグイって食べられないんだろうか?

そう思って調べると、こんな記事が!
http://news.ohmynews.co.jp/news/20080529/25692

塩焼き、すり身、ハンバーグのほか、刺身、さらには浮袋まで食べてみたという驚愕のレポート。記事自体はネタなのだろうけれど、実際、食べられないことはなさそうだ。せっかく持ち帰ったのに捨てるのは悲しいので、さばいてみることにした。

やってみると、大量のウロコと硬い骨がこの魚の利用価値を落としていることがよくわかった。これを塩焼きで食べるのは相当つらそうだ。なんとか3枚におろし、骨を避けて普通に食べられそうな部分を取り出すと、2匹のウグイから小さい切り身が4枚完成。

油で揚げて食べてみると淡白な味。美味いというわけではないけれど、不味くて食べられないというほどでもない。ただ、あのウロコには閉口。流しやまな板がウロコだらけになって洗うのが大変だった。火を通すとはいえ寄生虫も怖いので、もう食べるのはよそうと思った。

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