linkbait のブログ

釣れない理由1

マキエを打って様子を見るが、澄んだ海に魚の姿はまったく見えない。さらに打って煙幕をつくり、5分、10分、15分と待つが、やっぱり魚は寄ってこない。

この場所で経験済みの「そもそも魚がいない場所では何をしたって釣れません」ということを再確認する結果となった。

通りがかったウォーキング中の紳士(たぶん釣りをやる人)が、魚のいない僕のバケツを覗きこんで言った。

「ここはいないよ。いま見てきたけど、他所では釣れているところもあるから、移動したほうがいい。粘っても時間の無駄だ」
「そうですね、ありがとうございます」

当たり前のことだけれど、魚がいなければ釣れない。
魚を寄せるより、人間が寄っていくほうが早いことに気付いた僕は、道具をしまって移動することにした。

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釣り始め

晴天の築港

やっと釣りに行く時間ができた日曜日、チカ釣り以外の釣りにも挑戦したいという新年の目標はどこへやら、やっぱりチカ釣りで釣り始め。

異様に天気が良く、外の空気も1月とは思えないほどやわらかい。

南防波堤に行ってみるとカンカイ釣りの人たちが見えた。
防波堤に上がる手前の入り口の隅の浅いところでチカ釣りをしている人の姿も。見ると釣り糸の周りに魚が集まっている。喰いつきがいまひとつなんだよな、とちょっと不満そうだったが、自分なんかから見るとかなり釣れているように見えた。

その後、第一埠頭へ。チカ釣りをしている人が一人。お話をうかがうと、今日はまだだが、昨日は午前中が入れ食い状態で2時間強で300匹(!)釣った、とのことだった。

色内埠頭は車で通っただけだったが、釣人の姿が多数。ニシンはまだ釣れているらしいので、今夜も活気付くのに違いない。

ホーマックに寄って「アミピュア」と5枚組398円のサビキ3号とイソメを買った後、厩(ウマヤ)岸壁に言ってみると車がびっしり。そっちこっちでチカ(たぶん)が釣り上げられていた。

チカは港内どこでも釣れている感じなので、試しに以前全然ダメだった旧貯木場に行ってみることに。

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謹賀新年

冬の南防波堤から

あけましておめでとうございます。

その後、何度かチカ釣り(こればっかり)には足を運んだものの、新しい話題がなく更新もしばらく途絶えてしまった。

今年はもう少し別の釣りにも挑戦したいです。
どうぞ宜しくお願いします、です。

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冬のチカ釣り

チカが8匹

12月に入ってから、なかなか釣りに行けていない。夕方の釣りも途絶えたままだ。

師走は忙しいから、と書けばもっともらしいけれど、本当は寒さに負けて出不精になっているような気がする。こんなことではいけない。

14日の日曜日は午後から第一埠頭へ。

この日、魚はたくさんいて、食いつきも悪くなかったけれど、自分の活性が下がっていたように思う。釣れないときは、サビキを変えてみたり、マキエを変えてみたりという創意工夫の意欲がイマイチだった。結果は、チカ8匹、サバ9匹、ニシン子1匹が釣れた。

もっと動かなきゃダメだと反省。
次回は気合を入れたい。

ニシン釣りの見学

雪の色内埠頭で

久しぶりに釣りに行く時間を確保できた先週の日曜日。

色内埠頭がニシンの夜釣りで活気づいているという噂を聞いた。マキエサと投光器で集魚して釣るらしい。投光機材を用意することは望むべくもなく、今回は見学に行ってみることにした。

午後、まだ明るい時間に行ってみると、ニシンが釣れているという埠頭の端の角は本気モードのベテラン釣師でびっしり。車もびっしり。想像以上に混んでいた。

明るいうちに竿を出している人はチカ狙いのようだったので、少し離れたところで自分もちょっとだけ釣ってみることにした。魚影はまったく見えなかったが、マキエサを打って、打って、打ちまくって30分くらい粘っていると、どうにか魚が寄ってきて、ぽつぽつチカとサバが釣れた。

暗くなってきたので道具をしまい、ニシンのポイントに戻ってみると、発電機の音と投光器の光でえらく活気づいていた。しばらく見ているとニシンが釣れ始めた。入れ食いという感じではないが、釣れる魚は30cm前後で、これは一度釣ったらやみつきになりそうだ。前日の夜から場所取りをしているという、釣り場で聞いた話にも納得した。

一夜干し

まず流しで3時間ほど

70匹を超えるという目標には届かなかったが、それでも一度に食べきれる量は超えていたので、小さいものを天ぷらにし、釣った中で大きめのものは一夜干しにしてみた。塩水に2時間ほど浸し、あとはそのまま干せばいいらしい。

開いたサバを濃いめの塩水に2時間ほど浸した後、4~5匹ずつ竹串を刺し、台所のふちと水切り用プレートの間に掛けてしばらく置いてみた。

3時間ほどして様子を見ると汁だれが止まっていたので、掛ける場所をクーラーボックスに移し、そのまま室内で朝まで干してみた。魚のにおいが気になるかなと思ったが、特にそういうことはなかった。

翌朝、ワクワクしながら見てみると、まだナマっぽさを残しつつ程よく汁気が飛んだ扱いやすい状態に。そのまま夕方まで干した後、夕食のおかずにあぶってみた。

少しすると、ちちっと焼け焦げる音とともに香ばしい香りが魚焼き器から漂ってきた。うんうん、天ぷらもいいけど、一夜干しもよさそうだ。

焼きあがったサバを口に運んでみる。
ん、ちょっと塩辛かったかな、、、
もぐもぐ、、、えーと、お!? 
でも、サバの味がなかなかいい、
うん、美味い、こりゃ美味いわ!
ウマーイ!!!

とかなんとか言いながら3尾ぺろりとたいらげた。骨も全然気にならずバリバリいただいた。
干した残りは冷蔵庫に入れて保管。

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マキエの威力

第一埠頭で

もうしばらく様子を見ていれば状況は変わったのかもしれないが、この場所はあきらめて移動することにした。当てはないので、とりあえず豆チカ3匹の第一埠頭へ。

行ってみると、角のあたりに5~6組の人たちが釣りをしていた。ひとりの方にお話をうかがうと「今日はサバが釣れてます。天ぷらにすると美味しいですよ」とのこと。海には魚の姿がちらほら見えた。今日は自分もここで釣らせてもらうことにした。

サビキを降ろしてみるが、いまひとつ魚が食いつかない。アミを撒けば魚は寄ってくるが、なんだか冷めたふうで相手にしてもらえない感じ。「大量に釣って、たらふくから揚げを・・」は幻想に終わりそうだった。

しかし、晩御飯のおかずがかかっているので、そう簡単にあきらめるわけにはいかない。初めての試みとして、この日は市販のマキエを使ってみることにした。実は「さらに大量に釣る」ために前もって札幌のアメリカ屋で買っておいたものだったが、すがるような気持ちだった。

車のトランクに入れておいたチカ用の粉エサを引っ張り出し、使う分だけ小さいビニール袋に移した。小分けにした袋の中からひとつまみ、海面に撒いてみる。さあどうだろうか?
うーむ、寄ってはくるが、やはりなんとなく冷めた感じ。つんつんして知らんふりをして見せるような。

エサをまいても

あのときは魚だらけだったのに

次の休日、チカを釣ろうと、以前にチカがたくさん釣れた築港臨海公園近くの岸壁に行ってみた。前回以上に大量に釣って、夕食には美味いチカフライをたらふく食べるつもりだった。あそこでチカをたくさん釣ったのだ、とちょっと浮ついていたのかもしれない。

混んでいるかと思ったが、実際に行ってみると釣人の姿はない。海を見ると水が異様に澄んで底まで見えるが、魚の姿は見えなかった。オキアミを撒いてみるものの、透き通った水の中を静かにアミエビが沈んでいくだけで、魚が寄ってくる気配はない。そもそも魚がいない場所では何をしたって釣れません、という説明ビデオでも作るのにもってこいの光景だった。

同じ場所なのに日によってこんなに違うものなのか。
魚がいないのにはがっかりしたが、おもしろいものだと思った。

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シケの南防波堤

釣りどころではない南防波堤

日に日に寒さが増し、冬の到来を予感させる11月のある日曜日。
天気は雨、風も強かった。

釣りができる天候でないことはわかっていたが、こんな日の海はどうなっているのか興味があって、車でウイングベイに行く途中にちょっとだけ南防波堤の様子を見に行ってみた。

うーむ、予想以上に荒れていて近づける状態ではなかった。駐車場に車を入れると海水をかぶってしまいそうなので、入り口の高い位置から眺めるだけで終了。

これで、例のクラゲもうんさんむしょうに違いない。

荒々しい南防波堤の海を見てちょっとビビったので、次回は違う場所でまたチカ釣りに挑戦してみようと思った。

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クロソイ

終了間際で釣れたクロソイ

日が落ちて、辺りは薄暗くなり始めていた。

今日は十分楽しませてもらったので、このまま終了にしても良かったが、イソメがあと一匹残っていた。この一匹だけを持ち帰るのもどうかと思い、ラストもう一度だけブラーを降ろしてみることにした。

どうせまた、すぐアブラコに食い逃げされて終わるんだろう。

そう思いつつ、足元の底を探っていると、突然、竿先がぐぐんと下に引っ張られた。こんなに強いアタリは初めてだった。

「うりゃぁ~~」

どきどきしながらラインを巻き上げると、背びれのギザギザした魚が姿を現した。22cmくらいのクロソイ。いつか釣ってみたいと思っていた魚。最高にうれしかった。

サビキ釣りでサバとニシン、いつものアブラコ、そして最後は初めてのクロソイと、この日はとてもラッキーな夕釣りだった。いろいろ教えてくださったベテラン釣師の方に心より感謝します。

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