はじめに そのバックパッカーズ・ホステルを 1999 年に小樽で開業した宿屋がある。その名称に「バックパッカーズ・ホステル」を冠した宿泊施設としては、小樽、いや全国でも最初だった可能性があるという。今回は、良心的な料金設定と居心地の良さで、国内のみならず海外からの旅行客にも愛されている宿、「バックパッカーズ・ホステル 杜の樹」 のご主人、原田正樹 (はらだまさき) さんにお話をうかがった (取材:2006年2月18日)。 インタビュー GLOTAL (以下 G): 原田正樹さん (以下 原田): G:ニュージランドから使節団として訪れた少年少女のみなさんですね。こちらの日本的な宿の造りは、彼らにとって非常に新鮮だったことでしょう。ところで、こちらの宿を始められたいきさつを教えていただけますか?
原田:提灯型電灯、小樽のバックパッカーズホステル杜の樹にて原田: 宿屋としての営業を始めたのは 1999 年の 9 月 22 日です。その少し前、僕はかみさんと 2 人でニュージーランドにいた時期があるんだけど、そのときに利用した田舎のバックパッカーズ・ホステルがとても気に入って、同じようなことを日本で、日本風にアレンジしてやってみたいと思ったのがきっかけです。 G:なるほど。ニュージーランドでのことは著書 『アオテアロアのヒツジ探し』 に詳しく書かれていますね。日本風のバックパッカーズ・ホステルということですが、たとえばどんな特徴がありますか? 原田:1 つは、共用スペースが和室になっていることですね。畳、床の間、掛け軸、神棚など日本のものが普通にある部屋なので、外国から来たお客さんはみなさん気に入ってくれます。あと、夏は縁側から外の日本庭園を見て楽しむこともできます。日本文化ということで言えば、芸者もアリです。 G:げ、芸者さんですか? 原田:まあ、それは冗談ですけど(笑)そういった日本風の雰囲気で、かつ自分の家のようにくつろげる居心地の良さを楽しんでもらえるように心がけています。 G:宿泊施設としての機能も充実しているようですね。
原田:共用パソコン、小樽のバックパッカーズホステル杜の樹原田: 基本的な機能はひととおり揃っています。ベッドはバンクベッド(2 段ベッド)で寝具完備です。風呂とシャワーは毎日利用できますし、もちろん洗濯も OK です。共用パソコンでは高速インターネットも使えます。食事については、宿として提供することはしていませんが、市街地がすぐそばですから、ちょっと外に出れば、いろいろなお店で小樽の味覚を楽しむことができます。もちろん、共用キッチンで自炊することも可能です。あと、朝は自家製のパンを焼いていまして、現在は無料で朝食をお楽しみいただけます (4 月からは一食 200 円の予約制に移行予定)。タイミングが合えば、焼きたてのパンの香りを楽しんでいただけますよ。それと、立地という点では、フェリーターミナルからも近いので、フェリーで小樽に来るお客さんにとっての便利さもウチの自慢です。 G:なんだか地元の私も泊まりたくなってきました(笑)ちなみに、宿泊料金はおいくらになりますか? 原田:一泊目が 3,400 円/泊、二泊目以降は 3,200 円/泊です。基本的にドミトリーのみですが、グループアレンジもあります。お支払には、現金のほか、VISA、MASTER などのカードも使用できます。詳しくは、杜の樹のホームページをご覧ください。 G:実に良心的な料金設定ですね。こんなに素敵な宿が低料金で利用できるのですから、もっと多くのお客さんが小樽に来てくれるといいと思います。最後に、海外から小樽を訪れるお客さまに一言メッセージをお願いいたします。 原田:小樽という町はきわめて魅力的な立地条件に恵まれていると思います。買い物がしたければ、市内の商店街やウイングベイ小樽のほか、すぐ隣には札幌という大都市もあります。夏は海で海水浴、あるいは積丹まで車を走らせてドライブするのも良いでしょう。冬はスキー。市内のスキー場で物足りなければ、キロロやニセコに足を伸ばすこともできます。また、あまり一般には知られていませんが、ロッククライミング、ハイキング、デイウォーク、シーカヤックなど本格的なアウトドア・スポーツも小樽で楽しむことができます。小樽を中心として、こんなにいろいろな遊びを楽しめるのですから、もっとこの町をみなさんの旅やレジャーに活用してほしいと思います。 G:ありがとうございました。 取材メモ 日本語に興味がある方は、是非一度、問い合わせてみてはどうだろう。 旅の宿 杜の樹
|
|||



新しいコメントの投稿